取材申し込み、市教委は当初から「NG」に

教育問題

5月29日に開かれた、網走市教委主催の小中学校統廃合に関する説明会(「意見を聴く会」)。このサイト『ホントノコト』で説明会についての記事を書きましたが、その中で大手新聞社の記者と地元フリーペーパー記者の2人が「突撃取材した」としましたが、誤りでした。大手新聞社の記者は「突撃」ではなく、説明会開催のかなり前から網走市教委に取材を申し込んでいたことがわかりました。しかし、市教委は一貫して「取材はNG」との姿勢だったそうです。市教委はなぜ、報道されることを嫌がるのでしょうか?

頑なに拒否

関係者によると、大手新聞社の記者は、5月29日の説明会の開催前、市教委がHPに説明会の案内文書を掲載したタイミングで、当日の取材を申し込んだようです。市教委は取材の申し込みに難色を示し、取材許可は当日まで出ませんでした。ただ、「新聞記者という立場ではなく、一般市民という立場での参加は可能」とのスタンスだったようで、大手新聞社記者は、こうした市教委の考えには納得いかなかったようです。

大手新聞社の記者はあきらめず、取材許可は出ていないにもかかわらず、説明会の開催当日に会場に出向き、会場にいる市教委の担当者に直接、取材を許可するように申し出ました。

結果的に、当日の会場でも取材許可は出ませんでしたが、大手新聞社の記者は地元フリーペーパー記者と一緒に市教委に対して抗議し、参加者の同意を得た上で、取材可能になりました。

地元記者は「市教委の取材を拒否する頑なな姿勢には、強い違和感を感じます。『自分たちに都合の悪いことは報道させない』という姿勢は、まちづくりの基本である『市民との情報共有』に相反する思考。こうした思考をベースにした今の役所文化は、水谷市長が長期政権の中で築き上げた文化だと言えます」と考察します。

今後の『説明会』も公開するの? ”教訓”は生かさないの?

網走市教委の小中学校の統廃合についての説明会は、7月9日と7月16日にも開かれれます。この説明会の参加対象は、市街地にある小中学校の保護者や地域住民です。案内チラシも完成し、市教委は市の公式LINEなどで周知しています。

このチラシは、私たち「ー網走の未来を考える会」も入手しました。チラシの内容は色々と違和感がありますが、特に気になったのが、「当日は新聞社などが取材に訪れ、説明会の様子が報道さえる可能性があるでご理解ください」との文言がなかったこと。

5月29日の説明会に報道陣を入れない理由は「報道がいることで参加者が意見を言いづらくなるから」で、結局は報道陣からの抗議を受け、挙句には参加者からも「この説明会は公開なのでは」との指摘されていました。

7月の説明会は、5月29日説明会の”教訓”を生かさないのでしょうか? もし、教訓を生かす考えがないとしたのならば、それは『市民の指摘に耳を貸さない』ということになりえます。と、したならば、市教委が繰り返す「市民の意見を今後の統廃合議論に反映する」とする言い分と矛盾するのではないでしょうか?

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