網走市教委は網走南ケ丘高校の生徒を難関大学に合格させるため、有名塾による講習の受講料などの補助金500万円を予算化しました。この補助制度は問題があまりも多く、サイト「ホントノコト」で反対の狼煙(のろし)をあげたとこと、驚くほどの反響がありました。私たち「網走の未来を考える会」に寄せられた読者からの声を紹介します。
南高は自ら「進学校ではない」と認めたの?
補助金500万円は、南高の1、2年生の計20人を対象に、有名塾のオンライン講習などの受講料に充てられます。この20人には難関大学を受験してもらい、合格を目指します。20人が合格することで、南高は進学校としての認知され、市内中学生らが高校受験する際、進学校の南高を選んでもらい、市外流出を防ぐーという狙いです。
ただ、この補助制度は問題が多すぎます。例えば、補助金を活用して有名塾の講習を受講したにもかかわらず、大学受験をやめてしまう生徒が現れても不思議ではありません。
こうした、問題・欠陥だらけの補助制度に対して、市民Aさんは以下のような意見を寄せてくれました。
市民Aさんの意見:「南高がやろうとしていることは、自ら進学校としての力不足を認め、塾に力添えをしてもらうものと受け止めます。単に高校の中に特進クラスを作る、または希望者募り、高校の先生が教えれば良いことです」
「そもそも南高は進学校ではないのですか?合格率が落ちているなら、学校の問題です。
また、進学校であるなら難関高合格も大事ですが、生徒全員のレベルを上げて進学率を上げることも大事で、なぜ全員に受けさせないのか?も気になります。底辺は無視ですか?」
完全なる”教育差別”
元教諭の市民Bさんも”500万円補助”について、「教育差別だ」と怒っています。Bさんから届いた意見は以下の通りです。
Bさん:「これは完全に差別です。どこの大学に進学しても、それは個人の自由なはずですよね。特定の大学進学者だけに補助金を支給するなんて、聞いたことがありません。こんな予算が、市議会を通ったのでしょうか?」
市議会では、今回の「南高に500万円補助」は可決されています。
予算審議では複数の市議が問題点を指摘していました。しかし、結果的には2026年度予算案は市議の賛成多数で可決されています
網走の高校生全員を対象にした事業は思い浮かばなかった?
道内のあるまちにある公立高校の現役校長も、網走南高の”500万円補助”に注目。そして、私たち「ー考える会」に意見を寄せてくれました。以下の通りです。
公立高校のC校長:「南高1、2年生の20人だけの大学受験に公金500万円を使うのはセンスが悪すぎる。公平、公正じゃあない。私なら、有名企業が開発した学習アプリを網走の高校生が無料でダウンロードできる補助制度を考える。この学習アプリは大きな成果を出している。網走の高校生全員に学習アプリの利用料を負担してあげるーという考えは、公金の基本的な使い方である『公平で公正に』という考えにマッチしていると思う」
C校長の指摘通りに、今回の南高生に500万円の補助する試みは、公金の使い方が不公で公正ではないと思います。
はたして、今回の500万円の成果は出るのでしょうか?。その答えは、2年後の大学受験の結果で判明するはずです。
皆様のご意見をお待ちしております。


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