市長交際費の公開を頑なに拒む、網走市の水谷市長。
網走市長交際費についてはこれまで、地元メディア(日刊フリーペーパー)が問題提議してきた。
一方で、地元新聞や北海道新聞など地元主要メディアは”ダンマリ”を決め込んだまま。
市長交際費の非公開状態については、今年9月の網走市議会定例会での一般質問や決算審査委員会でも問題視された。しかし、地元の主要メディアがこの件について報道することはなかった。
こうした、網走市の”特殊事情”の中、道内大手の月刊誌「財界さっぽろ」は12月号(11月15日発売)で、水谷市長の交際費の支出内容の詳細を報道。網走市役所に対しての情報開示請求により入手した資料を基に、水谷市長は納税者が収めた公金を原資とした交際費でお中元用の品々を購入していた実態を明らかにしたわけだ。「あっぱれ」、としか言いようがない記事である。
国政に目を移す。
自民党による「政治とカネ」の問題。公明党が連立を離脱すまでに至った大問題である。
この問題を浮上させたのは、大手メディアではなく、「しんぶん赤旗」や「週刊文春」などである。大新聞社、テレビ局は当初、足並みを揃えたようにダンマリを決め込んでいた。
網走市長の交際費に話を戻す。
納税者が収めた税金(公金)を原資とした交際費。この公金の使い道が一切、市民に知らされていないのは異常事態である。水谷市長やその取り巻きは「そんなに目くじらを立てるな」と言っているそうだが、全く的外れな反論である。
「財界さっぽろ」12月号の記事は、網走市の民主主義を守るためにも重要な記事であったことは間違いない。記事の詳細が気になる方はぜひ、ご購入して下さい!!
(この記事に掲載した画像は全て「財界さっぽろ」12月号より引用してます)



