網走市教委は先日の網走市議会定例会で、2028年度に西小を中央小に統合するとした基本案ついて、「難しい」とする見解を示しました。市教委の基本案は今年5月に初めて保護者らに公表されましたが、「唐突過ぎる」などとの声が上がっていました。
公の場で初めて
先日の網走市議会定例会・一般質問で、同市教委の担当部長は、深津議員の質問に対して次のように答弁しました。
担当部長:「(小中学校の再編統合に向けた)基本計画案を(2026年度に)策定し、(2027年度以降に)基本計画が動き出すが、逆算すると2年後(2028年に西小と中央小)の統廃合はいささか難しいと感じている」
担当部長の答弁を要約すると、「市教委が基本案で示した『2028年度に西小と中央小の統廃合』はスケジュール的に無理」となります。
私たち『網走の未来を考える会』はこれまで、市教委の「基本案」が示された資料を入手(今年3月)した以降、あらゆる場面で「2028年度に西小と中央小の統廃合はスケジュール的にも厳しく現実的ではない」と指摘してきました。
私たち「ー考える会」以外でも、市教委の説明会に出席した保護者や地域住民らからは「2年後の統廃合は唐突過ぎる」などとの意見が多数寄せられていました。
しかし、網走市教委はこれまで、「西小と中央小の統廃合については、(2035年には市街地に2校の小中一貫の義務教育学校を設立するなどとした基本案について意見を交わす)検討協議会で方向性を定めると認識している」との姿勢を崩すことはありませんでした。
この市教委の答弁を繰り返し耳にしてきた女性市民は「市教委の姿勢はどこか”他人事”に感じてしまいます」と落胆していました。
事態は一転し、先日の市議会定例会で市教委は「(2028年度の)西小と中央小の統廃合は難しい」との考えを明確にしました。公の場で、市教委が「難しい」との姿勢を示したのは初めてでした。
『矛盾』だらけ
先日の市議会定例会で担当部長は、2028年度の西小と中央小の統廃合は「難しいと感じているが」と前置きしつつ、「子ども(児童)のケア、学校の体制が整いしだい(西小と中央小の統廃合を)進めていきたい」と答弁しています。
つまり、市教委は「2028年の西小と中央小の統廃合は難しい」との判断理由を、「子どもたちのケア、学校の整備体制を整えるには時間が足りない」としたわけです。
ちょっと待ってほしい…。この理屈はおかしい。なぜか?
市教委は「子どものケア、学校の体制整備に費やす時間を十分に確保した」上で、小中学校再編統合に向けた基本案をまとめたはず(と、思いたい)。しかし、先日の市議会定例会での答弁は、「子どもケア、学校の体制が整っていなので2028年度の統廃合は難しい」という内容。

この答弁を深読みすると、「市教委は西小と中央小の子どものケア、学校の体制を整える時間を確保しないまま基本案をまとめた」となります。また、昨年12月に市教委がまとめた基本案には矛盾点がいくつかあることが判明したことにもなり、しっかりとした議論を経ずに基本案をまとめたーとも受け取れます。
これまで、私たち「ー考える会」をはじめ、市教委の説明会に出席した保護者や地域住民の一部は、市教委の基本案の内容、再編統合に向けた”前のめり”な姿勢、そして水谷市長の無関心さを批判してきました。
もし、市教委の基本案に誰も異議を唱えていなかったら…..
市教委は、「子どものケア、学校の体制整備に時間を費やすことなく」、2028年に西小を閉校し、中央小に統合していた可能性が極めて高かった。このようなあやふやな考えで、小中学校の再編統合が進んでしまうのはちょっと怖いですよね。
皆さんはどう思いますか?ご意見をお待ちしてます。
変えよう!!網走!!



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