網走市長選「水谷氏VS栗田氏」の公算大

市長選

任期満了に伴う網走市長選(11月1日告示、8日投開票)は、現職の水谷氏と元市議の栗田氏の一騎打ちとなる公算が高まりました。水谷氏は「4期」にわたる実績、そして抜群の知名度が”最大の武器”。一方、栗田氏は5期にわたる市議のキャリア、加えて『水谷市政に対してモノを申す』姿勢が”持ち味”。最近では、両氏の「支持」「不支持」を明確する網走市議が現れ始めました。果たして、網走市長選はどうなるのでしょうか?

実績

水谷氏は、平成22年11月の市長選で初当選。以来、4期にわたり網走市政の舵取りを担ってきました。

先日、市内には、市長選に向けた水谷氏を応援する事務所が開設されました。開設後、この事務所駐車場には連日、関係者とみられる車がとまっており、”選挙体制は盤石”という雰囲気です。

また、水谷支持を呼びかける立て看板も刷新されました。濃い紺色を背景に、水谷氏の顔写真が印刷されています。これまでの水谷氏の陣営は、イメージカラーに「赤」「青」「水色」を用いることが多かった。今回のような「濃い紺」を採用したのは初めてと思われ、市民の間では「なぜ、イメージカラーを暗いトーンに変えたのか?」などといった声が上がっています。その真意はわかりません。

一方の栗田氏。今回の市長選に立候補を表明したのは、10月16日の記者会見でした。このタイミングでの出馬表明ですので、市長選は”超短期決戦”となりそうです。

栗田氏は、平成19年4月の網走市議選で初当選。そして、5期目途中の今年10月16日(出馬会見を開いた日)に市議を辞職し、自民党も離党。無所属となっての市長選への出馬です。

栗田氏は、市長選に出馬することを決めた理由について、「私物化されているような網走市政に強い危機感を持った。自らが出馬することで、市民の”選択できる”場を作りたかった」とします。

市長選まで3週間を切ったタイミングでの出馬表明となった栗田氏。自身の後援会メンバーや市民有志の力を借りながら、パンフレットやポスター制作などの準備を進めています。先日には、自身のインスタグラムやYouTubeチャンネルを開設し、SNSによる周知体制は整ったそうです。

(↑現職の水谷氏)

(↑元市議の栗田氏)

公約

5選をめざす水谷氏。栗田氏よりも早い時期に出馬表明をしましたが、公約はまだ発表されていない状況です(10月20日時点)。

初めて網走市長選に挑んだ際の公約(マニュフェスト)は、水谷氏のブレーン集団「未来塾」が中心となってまとめました。2期目以降の公約は、「水谷氏のブレーン中のブレーンが考案した」(元後援会幹部)そうです。

網走市長選の準備を慌ただしく進める栗田氏。公約は完成しており、私たち「網走の未来を考える会」は先日、資料を入手。「かなり具体的な内容になっている」という印象でした。(栗田氏の公約は自身のSNSなどで発表するとしています)

「支持」を表明

水谷氏、栗田氏が市長選に名乗りを上げる中、両氏の「支持」「不支持」の姿勢を明確に表明する網走市議が現れ始めました。平賀市議と古都市議です。

ベテラン市議の平賀氏は、自身のSNSを通じて、水谷氏を支持する考えを明確にしています。

前議長だった平賀氏は、水谷氏の市政運営を高く評価しています。小中学校の再編統合問題など、水谷氏とは共感する部分が多いことが「支持する」理由だそうです。

中堅市議の古都氏は、水谷氏を「支持しない」との考えを、自身のSNSで発表。その主な理由は、「いまだに公約が発表されない」「市政運営の長期的な目標と明確な優先順位が不明確」ということだそうです。

平賀氏、古都氏以外に、SNSで「支持」「不支持」を表明する網走市議は現時点(10月20日)で確認できていません。ただ、水谷氏の市長選に向けた活動を主体的に応援している市議は複数おり、11月1日の告示までの情勢に注目したいところです。

(↑両氏の写真は網走市のHPより)

市民の関心は?

前回の網走市長選(令和4年11月6日)は、水谷氏と元市議の飯田氏(現職時代は共産党議員団として活動)の一騎打ちでした。

この市長選の結果は、「水谷氏 7715票」、「飯田氏 4749票」。飯田氏は、約3千票の差で破れました。投票率は44・37%で過去最低。水谷氏が初当選した平成22年の市長選の時は65・32%でした。

「網走市長選」について、皆様のご意見をお待ちしています。

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