網走市の水谷市長、網走市教育委の木野村教育長が、2人揃って網走南ケ丘高校の卒業式(3/1)”だけ”に出席した前代未聞の事態。同じ道立高校の網走桂陽高校の卒業式に2人は顔も見せず、桂陽高の卒業生は「差別されている感じた」と落胆。サイト「ホントノコト」で記事を掲載したところ、様々な意見が寄せられました。
市長部局と教育委員会の「調整不足が原因では?」
私たち「網走の未来を考える会」は、南高の卒業式にだけ出席するという軽率な判断をした水谷市長、木野村教育長の行動に怒っています。特に、長年にわたる教諭経験を持つ木野村教育長に対しては、怒りの感情より、「なんで網走の高校生の気持ちに配慮できなかったの?」といった疑問の感情が強いです。
サイト「ホントノコト」に元教諭のお二人からコメントが寄せられました。要約すると以下の通りです。
元教諭Aさん、Bさんの見解:『水谷市長と木野村教育長の判断は大きな間違い。ただ、責任は2人の日程調整を管理している担当部署(秘書係、市教委庶務係など)が、部署間での情報共有をしなかったために発生した問題では?』
たしかに。
元教諭Aさん、Bさんの推測は当たっているかも….しかし、木野村教育長の回答を読み解くと、担当部署の調整ミスという単純な問題ではなく、主因は水谷市長と木野村教育長の”問題意識の欠如”だと推測できます。
木野村教育長は事前に知っていた
今回の問題の主因は、「担当部署のスケジュール調整ミス」と断定できない理由を説明します。
木野村教育長への質問:「あなたは、水谷市長が南高の卒業式に出席することを知ったのはいつですか?」
南高と桂陽高を含む道立高校の卒業式が行われたのは『3月1日』だったということを踏まえた上で、次に紹介する木野村教育長の回答を読んでください。
木野村教育長の回答:「水谷市長が南高の卒業式に出席することを知ったのは、2月20日に開かれた『魅力ある高校のあり方検討協議会』の会議に出席したときです。この会議に出席していた南高PTA役員さんが私に教えてくれました」
つまり、木野村教育長自身が南高PTA役員から、水谷市長が南高卒業式に出席すること聞いているわけです。しかも、木野村教育長自身が南高卒業式に出席することを決めたのは「2月20日前だった」と言います。ということは、2月20日の時点で、「3月1日の南高卒業式には水谷市長と2人で出席することになるな」と容易に想像がつくわけです。
2月20日の時点で、木野村教育長が「南高の卒業式にだけ市長と教育長が出席するのはまずいな」と感じていてくれれば…。
木野村教育長に対し、「卒業式の10日前の2月20日、水谷市長とあなた2人が揃って南高の卒業式に出席する、ということをあなた自身は知っていた。だとしたら、あなたから水谷市長に対して『水谷市長が南高に出席するならば、私は桂陽高に出席します』などと提案すべきだったのではないでしょうか?」と問いかけてみました。
木野村教育長の回答は、以下の通りです。
木野村教育長:「今後は市長部局としっかり調整した上で考えていきたい」
こうした木野村教育長の考えなどを踏まえた上での、私たち「網走の未来を考える会」の意見は以下の通りです。
『卒業式の主役は生徒』である。市政トップの水谷市長、教育行政トップの木野村教育長の言動からは『卒業式の主役は生徒』だという、しごく当たり前の思考がどこか欠けているように感じる。今回の件は”小さな問題”でなはく、将来のまちづくりに大きく影響する可能性がある。市長、教育長自らが『差別」を生むような言動は謹んでもらいたい。
地元高校教諭の”怒り”と”落胆”、そして”推測”

水谷市長、木野村教育長による今回の軽率な行動は、地元教諭の一部も落胆させたようです。
私たち「ー考える会」に寄せられた地元教諭の意見の一部を紹介します。
「水谷市長、木野村教育長にとって桂陽高校は”眼中にない存在”なんだと思いました」
「網走市政の”ツートップ”はいったい何を考えているのか理解できない」
「網走からいじめ問題、不登校問題を解決するのは無理なことだと思ってしまう。市長と教育長が自ら、市内に2校しかない道立高校間で”差別”が生まれるきっかけを作っているから」
「水谷市長の選挙活動だと思っています。OB組織がしっかりしていて、生徒数も多い南高の卒業式に出席することで、自身への票を獲得できると考えているのでしょう。残念です」
私たち「ー考える会」は、今回の件は「小さな問題」にしたくありません。子どもは網走の未来で、希望です。水谷市長、木野村教育長には改めてご自身のお立場をわきまえてもらい、網走の子どものために健全な市政運営に努めてもらうことを願うばかりです。
皆様のご意見をお待ちしております。


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