私たち「網走の未来を考える会」には最近、水谷市長や網走市議が発信するSNSに関するご意見、相談が寄せられるようになりました。「無断に顔写真を掲載された」「知らないうちにお店の映像をネットに流され困惑している」などといった内容です。水谷市長らは、公人としてのSNSを扱う上での”イロハ”を十分に理解した上で発信してくれることを望みます。
支援者ではないのに…
「お店の外観や看板、ポスターを勝手に撮影され、SNSに投稿されました。周囲からは『⚪︎⚪︎議員の支援者なんだね』と言われ、困っています」
網走市内で商売を営む市民Aさんは先日、何気なくSNS(インスタ)を見て驚き、そして困惑しました。インスタには自身の店舗や看板などの画像が投稿され、投稿主は現職の網走市議だったからです。
Aさんは、投稿した市議から「SNSにアップします」との説明を一切受けていなかったという。当然、この市議に店舗のPRを依頼したことはありません。
市議のインスタを見た複数の市民からはAさんに「⚪︎⚪︎市議を応援しているとは知らなかった。びっくり」などとの声が寄せられたようです。
「⚪︎⚪︎市議を応援したことはないし、直接話しことも一度もない」とした上で、「店舗をPRしてくれるのは嬉しいが、SNSに投稿する前に説明してほしかったです」と肩を落としていました。
SNS”ブーム”?
今やSNSは選挙活動には欠かせないツールとなりました。
前回の東京都知事選が象徴的で、SNSやYouTubeを通じての選挙戦を展開した新人候補者が驚くべき得票を得たことは、記憶に新しい。
現代の若者は「政治を知るのはテレビや新聞ではなくSNSである」とも言われています。こうしたブーム的な波は地方の網走市にも押し寄せ、網走市議の一部は積極的に自身のSNSで様々な情報を発信しています。
網走市議の積極的はSNS発信は、自身の選挙活動にも結びつきます。よって、名前と顔を売るためにもSNSは欠かせないツールとなっている一方で、従来の街頭演説や市政報告会を継続的に行う市議が減っているような気がします。
水谷市長の手法
SNSで情報発信するのは網走市議に限らず、水谷市長も同様です。「特に最近は、市長選(今年11月)が近づいているのか、積極的に発信しているようだ」(中堅市議)
水谷市長が発信するSNSは、「たわいのない内容ばかり。市政に関する内容、首長として考える将来の”まちづくり論”など、リーダーとしての考えを発信することは皆無だと思います」(元後援会幹部)
水谷市長は最近、市内での絵画展など文化発表の場に足げに通い、会場の様子と自身の顔を写した写真をSNSに投稿する機会が増えているようです。市民によると、「この絵画展を応援させてもらいます」と主催者に説明し、SNSに投稿するようです。
現役の市長から直接、「応援させてもらいます」と言われて、喜ぶ市民は多いはず。水谷市長の心遣いに感謝した市民は、「次の市長選は応援しよう」という心理が働いてもおかしくありませんよね。
ひょっとすると、水谷市長はこうした市民心理をうまく利用し、市長選の得票に結びつけようとしていりうのかもしれません。
「そんなことはない。勝手な推測はやめてほしい」ーと、水谷市長に怒られそうですが。私たち「ー未来を考える会」は真っ向から反論します。反論理由は以下の通りです。
反論理由:「市長のSNSで特定の絵画展などをPRするならば、市内で開催されれるすべての絵画展やスポーツイベント、講演会、地域行事、学校行事に足を運び、市長自身のSNSで周知すべき。すべてを周知するのは不可能に近い。しかし、水谷市長は特定の絵画展などのみをSNSで周知している。首長としての”公平感”に欠けている。考えを改めてほしい」
無断で顔写真を投稿されました
市民Bさんからの相談です。
Bさん:「網走市の公式行事の運営をお手伝いしました。行事が終了した際、運営スタッフで話しをしている場に水谷市長がやってきました。『市長と一緒に記念写真を撮ろう』ということになり、私もその輪に加わることにしました。その記念写真を水谷市長は自身のSNSに投稿しました。私たちの顔は加工修正されずに”もろ出し”。このSNSを見た知人や友人からは『水谷市長を応援してるんだ』と言われてしまいました。以来、水谷市長を”警戒”するようになりました」
個人を特定できそうな顔写真を本人の承諾なくSNSに投稿するのは、個人情報保護法などに抵触する恐れがあります。水谷市長は個人情報保護法をご理解なさっていないのでしょうか?
市民からの指摘メール
網走市議会に匿名の市民からメールが寄せらました。その内容は、市議がアカウントを持つSNSを通じた情報発信の仕方についてのご意見。この意見の内容を端的に言うと、市民が発信するSNS情報を市議が安易に何度もシュアすることで、一般市民発信のSNSが”政治活動”と誤解されてしまうーという指摘です。政治活動にSNSが欠かせなくなった現代社会の問題が、網走市でも起きつつあるということだと思います。
網走市議会に市民から寄せられたメールの詳細内容は非公開となっているようです。私たち「網走の未来を考える会」が調べたところ、市民からのメール内容は特定の市議を批判しているわけではないようです。
では、この市民は網走市議会に何を求めているのでしょうか?
取材によると、この市民からのメールの主な内容は以下のようになります。
市民:「最近、網走市議の一部が、市民発信のSNS (インスタなど)を頻繁にシュアするケースが増えている。公人である市議にシュアされると、そのSNSを発信した市民は、本人の意思とは関係なく政治活動に巻き込まれ、SNSユーザーには特定の市議の政治活動に加担していると受け止められる可能性がある。公人である市議は、SNSを活用する際は、市民の立場を考慮した上でシュアするなり、投稿してほしい」
市議のSNS発信に対する認識
網走市議の大半は、自身のSNSを通じて様々な情報を発信しています。
水谷市長をはじめ、網走市議の皆さまはいま一度、SNSを発信する際の基本を確認してください。SNSの発信方法については、中学校や高校などでも学習する機会を設けるケースが増えています。それは、SNSは簡単に他者を傷つけてしまう恐れがあるほか、性犯罪や窃盗などに加担してしまいかねないなど、大きな危険が潜んでいるからです。
公人問わず、SNSやYouTubeなどネットで個人情報などを扱う際は、「本人や当時者、主催者などに投稿する趣旨を丁寧に説明した上で承諾を得る」ということが基本中の基本となります。
水谷市長、そして網走市議の皆さま、SNSで情報を発信する際は細心の注意を払っての投稿をお願い致します。
公人のSNS発信について、皆様のご意見をお待ちしております。


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