網走市の子どもの減少ペースが凄まじい。地元メディアによると、市内小学校(9校)の入学生(新一年生)数は、今年度(2025年度)は186人で10年前と比べ100人ほど減っています。2026年度の入学生は「180人台」を割込みそうで、子どもの減少に歯止めがかかる気配はありません。網走桂陽高校生による試算では、「2039年には網走市内の出生数はゼロ人」と予測しています。近い将来、網走は消滅してしまうのでしょうか?
止まらない少子化
地元紙の報道によると、2015(平成27年)度の小学校入学生(5月1日時点)は294人。20(令和2)年度は256人、25(令和7)年度は186人で「200人台」を割り込みました。
「2026度の小学校入学生は「179人」と見込まれます(1月19日時点)。過去の推移をみると、新一年生の減少ペースに歯止めはかかりそうにありません」(地元記者)
2025(令和7)年度を含めた過去10年においての市内各小学校ごとの児童数(5月1日時点)推移を見てみると、中央小と西小がほぼ半減。郊外の呼人小は7割ほどに減少しました。
10年前の2025年の中央小の児童数は256人、西小は176人でした。25(令和7)年度は、中央小138人で減少率は47%、西小93人で同48%となっています。

市街地にある小学校(網走小、中央小、西小、南小、潮見小)の中で、最も児童数が少ないのは西小です。(※児童数は5月1日時点)
2025(令和7)年度の西小児童数は93人で、市街地校の中で唯一「100人割れ」しています。西小の次に児童数が少ないのが中央小で、25年度は138人となっています。
西小と中央小は、第二中学校の校区に存在します。つまり、両小学校の児童は基本的に第二中学校に進むわけです。
第二中の生徒数は、市街地校(一中、二中、三中)の中で最も少なく、25(令和25)年度は149人。10年前は208人でした。
こうしたデータを基に推測すると、西小学校と中央小学校は近い将来に統合されるかもしれません。または、市街地中学校でも統合せざるを得ない状況になるかもしれません。
市街地にある小中学校の統廃合は、将来のまちづくり(マチのデザイン)に大きな影響を与えます。
市長にとっては覚悟のいる決断となりますので、小中学校の統廃合については可能な限り早い段階から、市民を交えて議論を進めるべきでしょう。
新庁舎建設やごみ処理などのように「結論ありき」で市長や役所だけで決めてしまうのは勘弁してほしいところです。
「出生数ゼロ」は現実的
2024年12月、網走桂陽高校の3年生(当時)は「網走市議との交流学習」で衝撃な推測値を発表しました。網走市の過去の出生数データを基に将来の出生数を試算してみたところ…
「2039年に網走市で生まれる子どもの数が『ゼロ人』になってしまう」
この推測値は、現実的だと受け止めた方がいいと思っています。
その根拠は、地元紙が報じた小学校入学生の過去10年の推移。子どもの減少ペースが加速するばかりですので、「2039年の出生数ゼロ人」は”夢物語”ではないと思っています。


桂陽高校3年生(当時)は、まちの問題と将来について授業の中で考え、提言としてまとめました。提言をまとめる上で、水谷市長が初当選(2010年)してからの市政運営を報じた地元紙や情報紙の過去記事、公表される関連データーなどを参考にしたそうです。
水谷市長(現在、4期目)は2期目公約テーマを「人口減少社会への挑戦」として当選。この公約理念に基づいて、市は人口減少対策の施策を集めた「総合戦略」(第1期2015~2019年、第2期2020~2024年)を策定しました。
しかし、網走市の人口減少ペースに歯止めはかからず、同戦略で示した「目標」と「現実」は大きく乖離(かいり)していることから、桂陽高3年生は提言の中で『失策と言える』と手厳しく評価しました。
子どもはまちの未来です。
子どもがいないまちは「死んだまち」であります。(キタナイ言葉ですみません)
人口減少対策を軸に考えると、桂陽高校3年生が指摘した通り、4期16年にわたる水谷市政は失政だっと言わざるを得ないでしょう。
皆さんはどう思います?



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