網走商工会議所との飲食代に7万円
網走市の水谷市長は、市長交際費の非公開を貫いています。
私たち「網走の未来を考える会」は市長交際費の公開を求め、賛同者を募っています。網走市議の中にも、市長交際費の公開を強く求める方が複数います。
古都市議はその1人。昨年9月と12月の定例市議会での一般質問や決算審査委員会で、水谷市長に公開するよう求めました。

古都氏は、情報開示請求によって入手した網走市長交際費の支出内訳をフェイスブックで公開しています。公開される令和6年度資料によると、網走商工会議所と市役所との懇談会に7万円が支出され、市内居酒屋などの飲食代に充てられていました。
地元記者によると、この網商と市長ら役所との懇談会は、主催者が誰なのか不明という、摩訶不思議な飲食会。地元記者は「網商関係者は『この懇談会がいつから、どのような経緯で始まったのかよくわからない』と言っています。主催者が誰かもわからない地元経済団体との飲食会に公金である市長交際費を充てるのは間違えている」と指摘しています。
市長や幹部職員の飲食代は「公費」、網商側は全員が「自己負担」
公開される令和6年度資料によると、網商との懇談会は一昨年6月21日に開催。市側からは水谷市長のほか7人の幹部職員が参加し、市長交際費で市内の居酒屋に4万3400円、スナックに2万6600円支出したことになっています。

地元記者は続けます。
「この懇談会には網商側からは、役員の三役と事務局担当者が参加。1次会の居酒屋、2次会のスナックでの飲食代は全員が自腹で支払っている。市長交際費、または商工会議所の経費は使われていない。つまり民間側からの参加者は全員が自腹で1次会と2次会に参加しているのです」
古都氏が自身のフェイスブックで公開する市長交際費の関連資料によると、網商との懇談会は令和2~6年度において毎年、開かれています。令和7年度資料は黒塗りのために開催の有無を判読できなかったが、関係者への取材で8月26日に開かれていることがわかりました。
令和7年度の公開資料では8月26日の懇談会について、「●●●(黒塗り)との懇談会」と記され、市長と幹部職員4人が参加。市内飲食店(2店)に計5万円が支出されていました。
市はなぜ、黒塗りにしたのでしょうか?
令和6年度の網商との懇談会は”フルオープン”。一方で令和7年度は黒塗り。
推測ですが、役所内では水谷市長をかばうための工作が限界に達しているのでしょう。
水谷市長をかばうために、「何を隠し」「何を公開すべきか」「過去の議会答弁との整合性はどうするか」など、役人によるアリバイ作りは限界に達しているような気がします。
前市長「私の時代にはなかった」
私(このコラムの執筆者)は、市長交際費の適正な使い方を知りたく、前市長の大場氏を尋ねました。
大場氏は、網商と市役所との懇談会について「自分の市長時代に懇談会はなかった。ただ、網商主催の新年会には市長として招かれ、その参加費は市長交際費から支出していた。職員分を交際費で払ったことはない」と証言してくれました。
網商関係者も、現行スタイルの水谷市長らとの懇談会について「前市長時代にはなかったはず」とし、「懇談会の主催者が誰なのかはわからないのです」と困惑する。
地元記者によると、「網商と市役所との懇談会は、役所などでの会議室で1時間ほど意見交換したあと、飲食店に移動して懇親を深めるーというスタイル。市長交際費からは、懇親を深めるために設けられた1次会と2次会に参加した市長と幹部職員の飲食代が支出されたことになリます」
水谷氏の発案
網商と市長らとの懇談会は、水谷市長の発案で始まったということは間違いないと思います。
水谷市長はなぜ、懇談会をやろうと思ったのでしょうか?

大場氏を含め市内の政治通は「自分の選挙対策しかない」と口を揃えます。
網商との懇談会を通じて、網商の役員や事務局との距離を縮めることで”水谷ファン”になってもらう…
もう一つは、飲食代を”面倒見てあげた”と役所幹部職員に恩を売ることで、その幹部職員は市長選で自身に投票してくれるーという計算が働いていたのだと思います。
市長交際費は公開すべきです。
公開することで、様々な疑念は払拭できるはずです。
皆さんも、私たち「ー考える会」と一緒に、市長交際費の公開を求めませんか?



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