「議員辞職勧告」決議が可決

市議会

2月8日の衆院選で、網走市議会の古都宣裕市議(43)=3期、無会派=が二重投票を試みたことを受け、3月10日の網走市議会定例会では、古都氏に対する議員辞職勧告の決議案が提案され、採決に参加した議員全員の賛成により可決されました。ただ、この可決に法的拘束力はなく、古都氏が辞職するかは”本人しだい”という状況です

提案理由

古都氏に対する辞職勧告決議案の提案理由について、村椿市議(日本共産党議員団)は以下のように説明しました。

ライブYouTubeはコチラ https://www.youtube.com/watch?v=SPjxLMxwmdU&t=3246s

古都宣裕議員に対する辞職勧告決議

(網走市議会のYouTubeチャンネルより)

網走市議会 古都宣裕議員は、先の議院議員選挙において、公職選挙法に抵触する「二重投票未遂」の疑いが報じられ、選挙の公正性を著しく損なう重大な問題として市民の強い不信と憤りを招いている。

選挙は民主主義の根幹を成す制度であり、その公正を守るべき立場にある市議会議員が、このような疑念を持たれる事態を招いたことは極めて重大であり、市民の負託を受ける公職者として到底看過できるものではない。

今回の事案により、市議会に対する市民の信頼は著しく損なわれ、議会の名誉と品位は傷つけられた。議会としては、これまで再三にわたり本人に対し謝罪の意思を確認してきたが、現在に至るまで、その意思は示されていない。このような対応は極めて遺憾であり、看過できない重大な問題である。その政治的・道義的責任は極めて重く、もはや議員としての職責を果たし続けることは市民感情の上からも許されるものではない。

よって、網走市議会は、議会の信頼回復と民主主義の根幹である選挙制度の尊厳を守るため、古都議員に対し、自らの責任を明確にし、直ちに議員を辞職することを強く求めるものである。

以上、決議する。

古都氏の弁明

議員辞職勧告の決議の提案を受け、古都氏は以下のように弁明しました。

古都氏の弁明(3月10日の市議会定例会での発言)

(網走市議会のYouTubeチャンネルより)

【弁明】本件について弁明の機会をいただきましたので、私の認識している事実関係を申し述べます。

私は2月6日に期日前投票を済ませておりました。その際、本人確認は行われませんでした。そのうえで、網走市において2月3日比例代表投票用紙の二重交付ミスがあったと連絡を受けていたことから、選挙事務の運用を直接確認する目的で、2月8日に投票所を訪れました。

しかし、受付および名簿確認の段階で手続きはしっかりと止まり、投票用紙の交付は受けておらず、実際の投票行為もなく、当然に投票用紙の要求も行っておりません。

また、本件について警察からの事情聴取や呼び出しは現時点でなく、私はこれまで議長および議会からの呼び出しにはすべて応じ、述べた通りの事実関係について説明しており、今後警察から呼び出しなどがあった際は連絡すると伝え、協力してまいりました。

本件について様々な受け止めがあることは承知しておりますが、自らの責任を明確にしと言われた通り、違法性の有無については司法判断に委ねられるべきものと考えております。

今後も必要な説明には誠実に応じてまいります。

以上です。

関連記事

古都氏の”二重投票問題”を報じた、地元FP「でんしょばと」の記事を紹介します。以下の通りです。

〜・〜・〜・〜・〜

2月8日の衆院選で、網走市議会の古都宣裕市議(43)=3期、無会派=が二重投票を試みたことが判明した。期日前投票を済ませたにもかかわらず、投票日に再び投票しようとした。本人も認めている。

市選管によると、古都氏は入場券を持たずに期日前投票所に行き、受け付け手続きを経て、投票を済ませた。

古都氏は投票日の2月8日、投票所に行き、期日前投票の際に使用しなかった入場券を提出し、投票用紙を受け取ろうとした。しかし、会場での名簿照会で投票済みであることが判明したため、投票するまでには至らなかった。

本紙取材に対し、古都氏は「今回の衆院選において、期日前投票時の本人確認では免許証などの提示が不要で、生年月日のみだった」ことを踏まえ、「投票システムに穴はないのか確認することが目的だった」と説明した。

市選管によると、当日の投票所にいた市民が通報し、網走署員が投票所の事務従事者から事情を聴いた。

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